自己紹介です。

弁護士 笠井 勝彦

 昨年3月に弁護士登録をし、川崎総合法律事務所に入れていただきました、新米弁護士の笠井勝彦です。この紙面を借りて簡単な自己紹介をさせていただきます。

 私は、昭和52年4月から当時2年間であった司法修習を終え、昭和54年4月に法曹実務家となったのですが、弁護士の仕事は初めてで、お客様からのご相談やお問合せがある都度、ものの本などを確認したり、事務所の先輩弁護士(皆様、私よりも期が若い方です)や事務局の皆様に逐一教えていただいたりしながら、毎日を過ごしております。

 残念なことに、私には通暁しているといえる事件や専門分野等はありません。三十数年間にわたる前々職(裁判官)の当時は、民事事件を担当して多くの時間を過ごし、当初希望していた刑事事件と何故か避けたい気持ちのあった家事事件の経験はいずれも少なく、少年事件も一時期に集中的に担当しただけでした。約9年前から昨年末までの前職(公証人)の当時は、夫婦関係・相続関係を中心とする家事事件や民事事件の公正証書を作成する等の職務を数多く経験させていただきました。

 また、私には格別の特技等はなく、ゴルフもできません。かつては、「無芸大食」を自負していたのですが、今は、大食もリタイア状態となりました(ただし、ひそかに復活を企図しています)。趣味を記載する必要があるときは、上品そうに見えることを狙っているわけではありませんが、読書・旅行と書きます(ただし、最近までの裸眼1.5が衰えて読書も減り、コロナ禍で旅行もずいぶん自粛しています)。スポーツも不得手で、昔からの優しい仲間にお誘いいただいて下手なテニスやスキーをする程度です。昨年夏は妻子と行った四万十川で、操作が容易な1人用カヤックに乗って「シーズン初の転覆水没者」の栄に浴しました。

 このような私ですが、念願の弁護士となることができたので、精進を重ね、皆様のお役に立てるよう、そして自分自身でも納得することができるような仕事をしたいと思っております。なにとぞよろしくお願いいたします。