私の自己紹介のページを見て気づいた方もおられるかと思いますが,私は平成21年10月から横浜家庭裁判所の家事調停官という仕事をしています。この仕事は弁護士の身分を持ったまま非常勤で裁判官の仕事をするというもので,具体的には家庭裁判所の家事調停を主宰する立場を担っています。
非常勤裁判官には,家事調停官と民事調停官の2種類がありますが,このような制度が設けられたのは,弁護士から裁判官に任官する人材を発掘するという趣旨と弁護士の発想を調停に取り入れるという趣旨があるようです。
ところで,家事調停には,離婚,養育費請求,遺産分割請求などいろいろな種類がありますが,横浜家庭裁判所の家事調停事件は昨年1年間で5,000件を超え,事件数で言えば大阪家庭裁判所よりも多いとのことでした。しかしながら,常勤の裁判官の数は少なく,家事調停を担当している常勤裁判官は5名にすぎません。したがって,私たち横浜家庭裁判所の家事調停官は上記2つの趣旨に加え,裁判所の正式な戦力となることも求められていると感じています。
まだ就任して半年ほどですが,私の仕事の幅を広げるためにも家事調停官の仕事には真摯に取り組んでいきたいと考えています。

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家事調停官 2010.4.28
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