裁判員裁判 2009.5.29
いよいよ裁判員裁判が始まりました。とは言っても,5月21日以降に起訴された事件で,しかも公判前整理手続が終わらないと実際の公判は開かれませんので,裁判員が実際に法廷に行くことになるのは7月下旬ころからと思われます。
私も横浜弁護士会の裁判員裁判名簿に登録しましたので,いずれ裁判員裁判対象事件の国選弁護人に選任されることになるでしょう。なるべく早めに1件経験したいという思いと避けて通れないものかという思いと交錯しております。
実際に弁護人をすることになったときには守秘義務に反しない程度でこのブログにも感想などを書きたいと思います。
もしかしたらこのブログを読んでくださっている方の中にも裁判員に選ばれる方がいるかもしれません。もし選ばれたときには滅多にない経験ですので,できる限り辞退せずに参加して頂きたいと思います。
ここで私が裁判員に心がけてほしいことを少し書いてみたいと思います。
裁判員は選挙で選ばれるわけではありませんので,国民の代表ではありません。他のみんながどう考えようとそれに流されず自分の考えを述べることが肝要だと思います。ただ,自分の意見を何が何でも通すというのでは硬直的です。ときには他の裁判員や裁判官の話を聞いて自分の考えを改める柔軟さも求めれるでしょう。
とはいっても原則は個々の裁判員に判断がゆだねられているのですから,自分の知識や経験を元に自信を持って判断してください。また,こんな質問をしたら専門家に笑われるのではないか,などと心配せずに思い切って証人尋問や被告人質問を行って頂くことをお勧めします。

