菊池の独り言
2006年06月の更新
光市の母子殺害事件最高裁判決 2006.6.21
昨日,山口県光市の母子殺害事件の被告人に対し,最高裁の判決が出されました。すでに広く報道されていますので改めて書くこともないかと思いますが,被告人は事件当時18歳になったばかりということで1審2審では無期懲役の判決が出されていたのですが,最高裁は原判決を破棄しました。
私は昨日からの報道を見ていていくつか違和感を覚えていたのですが,一番疑問に感じたのは最高裁が量刑不当を理由に原判決を破棄したことです。最高裁は基本的に憲法違反や最高裁判例違反がないかを審査することが原則で,量刑について審査をするということはほとんどありません。刑事訴訟法の規定がそのようになっています。ただ,これも例外があって量刑が著しく不当であるときは上告理由にあたるとされています。今回はこの例外にあたったということだと思います。ですから,最高裁が法律違反をしたということはありません。問題だと思うのは最高裁が被告人を法廷に呼んで会うこともせずに例外的な上告理由である量刑不当を根拠に被告人に不利益な判決を下したことです。
最高裁の審査は書面審査となっており,被告人に出廷する権利はありません。しかし,被告人に死刑を科す,しかも2審判決を破棄してまで死刑を科すというのですからせめて被告人の弁解を直接聞いてもよいのではないか,また逆に裁判官が被告人と直接会わずに適切な判決を下すことができるのかと疑問に思ってしまうのです。被告人が反省していないということを事情としてあげるのであればそれが本当かどうか裁判官の目で直接確かめてもらいたかったと思います。
現在の刑事訴訟法の規定ではしかたがありませんが,書面だけで審査できる憲法問題ではなく,量刑が問題となるような場合には今後被告人に最高裁に出廷する権利を認めてもよいのではないかと思います。
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ワールドカップの感想その1 2006.6.19
昨日日本の第2戦であるクロアチア戦が行われ,0-0の引き分けでした。これで日本が決勝トーナメントに進出できる可能性は著しく低くなったわけです。
私個人の感想ですが,日本選手は技術面でまだまだ世界に追いついていないと思います。特にトラップがあまりうまくありません。外国人選手はどんな長距離のパスでもピタッと自分の足下に吸い付くようなトラップをするのですが,日本選手はトラップが下手なためにすぐに相手選手にボールをとられてしまいます。ミドルシュートが少ないといったこともよく言われており,私も同じような感想を持つのですが,シュート練習と同様にトラップももっと練習した方がよいのではないかと思います。
ブラジル戦は早朝4時ということですが,起きることができればリアルタイムで見届けたいと思います。
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