菊池の独り言

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WBC 2006.3.21

ワールドベースボールクラシックで日本が優勝しました。いいところまではいくのではないかとは思っていましたが,優勝するとは思っていませんでした。この調子で今年は巨人が優勝すればよいのですが。。。

ところで,今大会の2次リーグのアメリカ戦で疑惑の判定がありました。日本がタッチアップから得点したかに見えたのですが,アメリカから離塁が早かったのではないかというアピールがあり,一度審判が下した判定が覆されることとなりました。

後からビデオを見ると日本選手の離塁は早くなく,日本の得点であることは明らかなのですが,覆った判定が2度覆ることはありませんでした。

野球は審判の判定が絶対であり,事実がどうであるかは言わば無関係です。審判に対する信頼の下に成り立っているスポーツなのです。

これは裁判にも言えます。裁判も極論してしまうと事実は無関係であり,裁判官の判断が全てなのです(もっとも裁判官も証拠に基づいて判断しなければなりませんが。)。ですから,実際には人を殺していても証拠がなければ無罪となり,遺族はそれに対して文句を言うことはできても裁判の結果を覆して有罪とすることまではできません。また,逆に実際には犯人でないとしても裁判官が証拠の評価を誤れば有罪となってしまいます。そして,この裁判制度も野球と同じように裁判を受ける国民の信頼の下に成り立っているのです。

数年後には裁判員制度が導入され,一般市民も裁判に関わることとなります。日本の裁判官に信頼がないというわけではないでしょうが,一般市民が裁判に加わった方が裁判に対する国民の信頼が増し,裁判を受ける人も納得するということでしょう(ただし,職業裁判官のみによる裁判の方が信頼があるのではないか,という議論もあります。)。

一般市民の人が会社を休んだりして裁判に出なければならないのは確かに負担がありますが,運用次第では良い制度になるものと期待しています。
野球を見ながらそんなことを考えていました。

posted by 菊池 博愛 | | Comment (0)

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