菊池の独り言
個別の記事
「サラ金」 2004.7.18
私の弁護士としての仕事の一つに多重債務の処理というものがあります。クレジットやサラ金でたくさんの借金を作ってしまった人のために、事案によって自己破産、任意整理、個人再生などの処理をすることになります。
ある時、某サラ金業者の担当者と電話で話をしていたときに私が「サラ金」という言葉を使ったら「サラ金という言葉は使わないで下さいよ。私の親が聞いたら泣いちゃいますよ。」と言われました。
「サラ金」という言葉は差別語だったでしょうか?クレジット・サラ金のことを略して「クレサラ」ということもあるし、私は軽蔑するつもりは全くなかったのですが。「じゃぁ何て言えばいいんですか?」と質問すると「消費者金融」と呼んでほしいとのこと。消費者金融だってサラ金だって同じだと思うのですが。
「サラ金」という言葉のイメージが悪いということでしょうか。
そういえば、商工ローンの日栄や商工ファンドもロプロとかSFCGというように社名を変更しましたね。同じような発想なのでしょう。
先ほど登場したサラ金の社員の彼も、なぜ「サラ金」で働いているとなると親が泣くのか考えてほしいものです。利息制限法を超える違法な利息を一生懸命会社の命令とはいえ、しつこく取り立てて、弱い者いじめをしているわけですから、親も泣きます。まぁ彼も心の奥底では分かっているからあのような発言になったのでしょう。
posted by 菊池 博愛 | この記事へのリンク | Comment (0)
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